講演会・セミナー実績 / 2019年
2019年
SDGsによる企業価値向上セミナー【岐阜開催】(共催:国際連合地域開発センター)
テーマ | 「SDGsによる企業価値向上ワークショップ」 |
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日付 | 2019年12月16日(月曜日) |
会場 | じゅうろくプラザ 中会議室1 |
講師 | 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授 蟹江 憲史 氏(基調講演) |
7月に実施した名古屋開催と同様、国際連合地域開発センターと共催で、参加型セミナーとして「SDGsによる企業価値向上ワークショップ」を岐阜市において開催しました。
基調講演では、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授の蟹江憲史氏に、『ビジネスチャンスとしてのSDGs』と題し、SDGsをめぐる最新の動向や企業における「SDGs実現への行動をすすめる発想」などについて、ご教示いただきました。
特別講演では、第2回ジャパンSDGsアワード特別賞を受賞された三承工業株式会社の神田純代氏にSDGsへの取り組み状況について、ご講演をいただきました。
『企業におけるSDGsの取り組み』と題したワークショップでは、4つのグループに分かれ、各グループで、「SDGsの目標を1つ定めて、その目標達成のための自社(団体)・自部署の2030年目標を設定する」という掲題についてディスカッションし、各グループの発表について、蟹江憲史氏および慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任助教の寺田好秀氏から講評をいただきました。
本セミナーには、50名(うちワークショップ24名)の方が熱心に参加され、受講後のアンケートでは、「大いに満足した」、「満足した」の合計が、講演は86%、ワークショップは76%となるなど、受講された方から高い評価をいただきました。
≪アンケートの意見から抜粋≫
・できるところから取り組んでいける仕組みのヒントが得られたように思います。
・SDGsを考えながら企業活動をしていくというのは、何かワクワクできる仕事に
つながっていく感じがしました。
・討議の時間は足りなかったが着眼点は教えてもらえたので良かった。
・さまざまな業種の方とSDGsを通して有意義な議論ができました。
・SDGsについての概要、今後の社内への取り入れについて学ぶことができました。
公益財団法人中部圏社会経済研究所 研究報告・定例講演会(第56回)
テーマ | 定例講演会 「消費税増税後の2020年日本経済の見通し」 研究報告会 1.「日韓関係の悪化等が全国・中部圏に与える経済的な影響について」 2.「東海経済の現状と今後の見通しについて」 |
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日付 | 2019年12月05日(木曜日) |
会場 | キャッスルプラザ 4階「鳳凰の間」 |
講師 | 大正大学地域創生学部教授 小峰 隆夫 氏 |
今回は8月の金沢市開催に引き続き名古屋市で開催しました。
定例講演会では、大正大学地域創生学部教授の小峰隆夫氏が「消費税増税後の2020年日本経済の見通し」をテーマに、景気の現状の評価と消費税増税の影響、今後の景気の展望と日本の景気を左右しそうな要因を考慮した今後の見通し、さらには経済政策の評価と今後求められる方向性などについてご講演いただきました。
その後の研究報告会では、当財団の研究部上席研究員の難波了一が「日韓関係の悪化等が全国・中部圏に与える経済的な影響について」、研究部長の島澤 諭が「東海経済の現状と今後の見通しについて」の報告を行いました。
当日は、85名の方が熱心に聴講されました。
定例講演会の講演録は、調査季報「中部圏研究」vol.210に掲載しております。
シンポジウム「スマート農業の進展がもたらす中部圏の新しい農業と産業の姿」 (共催:東海農政局)
テーマ | スマート農業の進展がもたらす中部圏の新しい農業と産業の姿 |
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日付 | 2019年11月28日(木曜日) |
会場 | JPタワー名古屋 ホール&カンファレンス |
講師 | ■基調講演 「スマート農業技術の現状と展開方向」 エキスパート 若林 毅 氏 ■パネルディスカッション |
昨年に引き続き、東海農政局と共催で実施しました。
基調講演では、スマート農業技術の開発・実証を進める農研機構の寺島一男氏から、スマート農業技術の開発状況と実証から得られた成果や課題、また流通から小売に至るスマートフードチェーン構想など、新たな動きについても、ご講演いただきました。
パネリストスピーチでは企業、農業者など多方面の農業への興味深い取り組みについてご講演いただき、その後のパネルディスカッションでは、担い手不足の農業の今後の経営のあり方、企業のかかわり方、スマート農業やフードチェーンへの期待と果たす役割についてディスカッションいただきました。
中部圏はものづくりと農業がともに盛んな、日本でもユニークな地域ですが、首都圏に比べスマート農業についての講演会が少なく、貴重な情報提供の機会となりました。
東海3県の各自治体やJA関係者、農業に関心のある企業はじめ、遠方からもご参加いただき、参加者170名と盛況であり、アンケートでも好評をいただきました。
講演録は、調査季報「中部圏研究」vol.210に掲載しております。
航空シンポジウム(共催:航空政策研究会)
テーマ | 中部圏の航空と空港の現状と展望 |
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日付 | 2019年10月28日(月曜日) |
会場 | 中部国際空港 第2セントレアビル セントレアホール |
講師 | 講演1:「中部国際空港セントレアの近況について」 |
最初の講演では、各務正人氏(中部国際空港株式会社 代表取締役副社長)から「中部国際空港セントレアの近況」と題し、ご講演いただきました。
次の講演では、轟 朝幸氏(日本大学 理工学部 教授)から「新大航空時代における空港整備」と題し、ご講演いただきました。
また、パネルディスカッションでは、「中部圏の航空と空港の現状と展望」をテーマに、加藤一誠 氏をモデレーターとして、各務正人氏(中部国際空港株式会社 代表取締役副社長)、手塚広一郎氏(日本大学 経済学部 教授)、轟 朝幸氏(日本大学 理工学部 教授)、秀島栄三氏(名古屋工業大学大学院 社会工学専攻 教授)の4名のパネリストによる活発な議論が行われました。
当日は、194名の方が熱心に聴講されました。
公益財団法人中部圏社会経済研究所 研究報告・定例講演会(第55回)
テーマ | 研究報告会 1.「北陸3県の地域力について」 2.「中部9県の地域・産業振興における広域連携の推進(東海・北陸)」 定例講演会 「スーパーメガリージョン構想と北陸圏 |
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日付 | 2019年08月23日(金曜日) |
会場 | 金沢ニューグランドホテル 5階「銀扇」 |
講師 | 公益財団法人名古屋まちづくり公社名古屋都市センター長 奥野 信宏 氏 |
今回は3年ぶりに金沢市で開催しました。
研究報告会では、当財団の研究部長の島澤 諭が「北陸3県の地域力について」、企画調査部部長の鈴木昭彦が、「中部9県の地域・産業振興における広域連携の推進(東海・北陸)」の報告を行いました。
定例講演会では、公益財団法人名古屋まちづくり公社 名古屋都市センター長の奥野信宏氏が「スーパーメガリージョン構想と北陸圏 -コンパクト+ネットワークで切り拓く日本の未来-」をテーマに、日本の成長の核となるスーパーメガリージョン構想や、第2次国土形成計画の基本である「地域が連携し、コンパクト化された都市群が互いに補完し一体として高度な都市機能を維持する」ことを意味する「コンパクト+ネットワーク」の必要性などについてご講演いただきました。
当日は、59名の方が熱心に聴講されました。
定例講演会の講演録は、調査季報「中部圏研究」vol.209に掲載しております。
SDGsによる企業価値向上セミナー【名古屋開催】(共催:国際連合地域開発センター)
テーマ | 「SDGsによる企業価値向上ワークショップ」 |
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日付 | 2019年07月23日(火曜日) |
会場 | 愛知県産業労働センター(ウインクあいち)1101号室 |
講師 | 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 教授 蟹江 憲史 氏 |
中部地域の企業におけるSDGsへの理解をより一層深め、取り組みを推進するため、国際連合地域開発センターと共催で、参加型セミナーとして「SDGsによる企業価値向上ワークショップ」を名古屋市において開催しました。
基調講演では、日本のSDGs推進の第一人者であり、日本政府持続可能な開発目標(SDGs)推進円卓会議委員等の要職を務められている慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授の蟹江憲史氏に、『ビジネスチャンスとしてのSDGs』と題し、「SDGsの現状・課題」から「SDGs実現への行動をすすめる発想」について、ご教示いただきました。
『企業におけるSDGsの取り組み』と題したワークショップでは、6つのグループに分かれ、各グループで、「SDGsの目標を1つ定めて、その目標達成のための自社(団体)・自部署の2030年目標を設定する」という掲題についてディスカッションし、各グループの発表について、蟹江先生から講評をいただきました。
本セミナーには、定員を超える86名(うちワークショップ38名)の方が熱心に参加され、アンケートでは、ほぼすべての方に「大いに満足した」、「満足した」という高い評価をいただきました。
≪アンケートの意見から抜粋≫
・SDGsの最新情報や解釈などとても参考になる講義だった
・異業種の方と同じSDGsの目標について話すことでイノベーションが起こると感じた
・SDGsは社内でも理解してもらうのが難しいテーマだが、理解獲得の一つの手法を学ぶことができて良かった
・SDGsに関するセミナーが多い中、本日のワークショップはSDGs活用事例をより深く
考えることにより、より具体的に考えられる良いセミナーだった
中部社研 2018年度 航空・空港シンポジウム
テーマ | 訪日外国人4,000万人時代に向けた航空情勢とセントレアの展望について |
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日付 | 2019年03月26日(火曜日) |
会場 | 愛知県産業労働センター(ウインクあいち5階)小ホール1 |
講師 | 情報提供:「セントレアの近況について」 株式会社ダイヤモンド・ビッグ社インバウンド事業顧問 地球の歩き方総合研究所主任研究員 川端 祥司 氏 |
最初に、近藤 正人 氏(中部国際空港株式会社 取締役執行役員)から、旅客数や国内線、国際線、貨物便などセントレアの利用状況に関する最新情報をご提供いただきました。
基調講演では、川端 祥司 氏(レインボウパブリシング株式会社 代表取締役)から「中部圏における外国人観光客誘客の現状と今後の可能性」と題し、訪日外国人旅行消費額などをもとに、インバウンド観光や情報発信の必要性についてご講演いただきました。
研究成果報告では、加藤 一誠 氏(慶應義塾大学商学部教授、当財団「中部国際空港の将来像調査研究会」座長)から当財団の2018年度調査研究事業である「中部国際空港における複数滑走路の必要性に関する調査研究」に関する研究成果として、国際空港からみた名古屋の拠点性をさまざまな角度から分析した結果などをご報告いただきました。
当日は、154名の方が熱心に聴講されました。
講演録は、調査季報「中部圏研究」vol.208に掲載しております。